アランブラ宮の壁の
アランブラ宮の壁の
いりくんだつるくさのように
わたしは迷うことが好きだ
出口から入って入り口をさがすことも
〈 岸田衿子詩集『いそがなくてもいいんだよ』より 〉
今年もひまわりが咲いた。
ひまわり1号である。
ある日、突然はなびらがぴらぴらと少しずつ開いてゆく。
迷ってばかりのあたしは、
なにをするにも人の5倍くらい時間がかかる。
気の遠くなるどんなうごめきが、
このつぼみの中で行われてきたのだろう。
変化を成熟させるのは時間だろうか。
あと少しで満開。
なんかいいこと、ありそうな予感。
あるといいなあ。
ことしもありがとう。
でかーーい。
はーい、ハリー(^o^)/
あと2週間で、いよいよKinky Bootsが始まるね。
通し、というのは、最初から最後まで本番のように通す稽古のことでしょうか。
じょんちゃんが舞台に入ると、
あたしはいつもホームシックならぬ、
じょんちゃんシックになってしまう。
少しだけじょんちゃんを遠く感じるときがあるよ。
そんなことはないのに、
全身全霊で取り組んでいるのに、
なんかさみしくなってしまう。
しばらく拗ねていじけてぶつぶついって、
気が済んだら、また笑顔で君に会いにいく。
そして感動して、きゃーきゃーいって、
新しいじょんてをギュッと心の中で抱きしめて帰ってくる。
その繰り返し。
じょんてはなんも悪くないから、
ぐちぐちいわれてたまったもんじゃないね。
アーティストとは表現するひと。
君は表現者として、確かなもの、人を幸せにするもの、元気にするものを追い求める。
豊かな表現を通して、ますます大きく優しく強くなってゆく。
あたしはそんな君が大好きだから。
Super Singerになりましょう。
ずっと見てるから。
あたしも遠くから、
てくてくついていくから。