2017年 03月 31日
揺れている |

森も林も静止しているように見えて、
じっと息を凝らして見ていると、
ゆっくりゆっくり揺れている。
きっと人もそうなのではないか。
今はもうなくなってしまった実家跡の裏山から、
銀の粉をまぶしたような瀬戸内が遠く見えた。
あの海はいつも機嫌よく、
結婚した人のルーツのある紀州の海とは別もんだった。
あたしはよくひとりでぼーっと海や山を見ていた。
海岸線を蒸気機関車が走っていたような気がする。
そこはぐるり山に囲まれ、南にだけひらけた場所。
南の空はいつも清々しく明るかった。
はるか下の谷間に川が流れていて、
父とよく釣りをした。
蛇が水の上を気持ちよさそうに泳いでいた。
田植えがすむと、
緑の水田が気持ち良さそうにこちらにせり上がってくる。
秋はジパング色に染まる。
その景色はいつしかダムに代わり、
生家跡も大きな道ができて、もうない。
父ももういない。
いつまでもいるはずだったのに、
元気になろうと、死ぬまで戦って、
もうだめだといわれてから、
10日あまり生き抜いて死んだ。
2年ほどの闘病であった。
人の生と死をつぶさに見たのは初めてだった。
思い出というのは、
忘れていることはあるけど、消えないのだと思う。
人の想いもそうではないか。
ことばは万能ではないけど、
気持ちや記憶にことばを与えることで、
それらは形になり、
生き続けるのではないか。
たくさんの想いを掘り起こし、
飾らない素直なことばであたし中にとどめておこう。
そうして、いろいろあっても、
やらなくてはいけないことをコツコツと積み上げて、生活する。
最近はそんな日々である。
ゲッターズ飯田さんの占いによると、
あたしは金のインディアン。
こころは中学生らしい。
ここ数年の試練は、「大人になるための勉強」だそうだ。
開いた口がふさがる暇がないくらい、
まさかの坂をごーろごろ。
もまれにもまれたなあ。
それで、自分のことをずっと考えた。
あと9か月。
流れに任せて、地味に生きる。
追っかけはだめなんだけど、
あたしのは追っかけではない。
JONTEさん大好きで、
たまにライブに行くだけの、ささやかなファンである。
29年度は穏やかでありますように。
それで、自分のことをずっと考えた。
あと9か月。
流れに任せて、地味に生きる。
追っかけはだめなんだけど、
あたしのは追っかけではない。
JONTEさん大好きで、
たまにライブに行くだけの、ささやかなファンである。
29年度は穏やかでありますように。
大きな流れに逆らわないで、
ぼんやり、能天気に、ひっそりと生きている。


26歳のときのJONTEさん。
なぜかわからないけど、
いつも年度終わりの今日は、
ドリーマーの「ソングソルジャー」施鐘泰verを聴く。
JONTEの原点の声。
中西圭三さんの曲で、
ぼんやり、能天気に、ひっそりと生きている。


26歳のときのJONTEさん。
なぜかわからないけど、
いつも年度終わりの今日は、
ドリーマーの「ソングソルジャー」施鐘泰verを聴く。
JONTEの原点の声。
中西圭三さんの曲で、
歌詞もすごくいい。
何かあるといつも聴く。
そして、励まされて、前に進む。
今ほど声に艶も厚みも甘さもやわらかさもないのだけど、
生きることのせつなさ、力強さ、優しさ、
何かあるといつも聴く。
そして、励まされて、前に進む。
今ほど声に艶も厚みも甘さもやわらかさもないのだけど、
生きることのせつなさ、力強さ、優しさ、
なにより希望に溢れている。
素朴で、妙に心魅かれる、不思議な歌声でもある。
どこか懐かしくて、こころ魅かれる声でもある。
もうすこししたら、初めてJONTEを遠くに見た、
あたしのJONTE記念日がやってくる。
会いたくて会いたくて、待ちに待った日。
あんときのJONTEさんは、何から何までカッコ良かった。
あの日から、JONTEはどんどん変わってきた。
これからも、思う存分、変わっていってほしい。
いろいろな歌を歌い、いろいろな人を演じ、
いろいろな物語を生きてほしい。
いろいろな世界を見せてほしい。
「ソングソルジャー」の歌声を聴いていると、
今も変わりようのないJONTEが厳然といることがわかる。
どこまでも歩き続ける、
素朴で、妙に心魅かれる、不思議な歌声でもある。
どこか懐かしくて、こころ魅かれる声でもある。
もうすこししたら、初めてJONTEを遠くに見た、
あたしのJONTE記念日がやってくる。
会いたくて会いたくて、待ちに待った日。
あんときのJONTEさんは、何から何までカッコ良かった。
あの日から、JONTEはどんどん変わってきた。
これからも、思う存分、変わっていってほしい。
いろいろな歌を歌い、いろいろな人を演じ、
いろいろな物語を生きてほしい。
いろいろな世界を見せてほしい。
「ソングソルジャー」の歌声を聴いていると、
今も変わりようのないJONTEが厳然といることがわかる。
どこまでも歩き続ける、
不器用でpureで熱いJONTEである。
あたしは金のインディアン。
こころはいまだ中学生。
いつまでも君を好きでいる。
あたしは金のインディアン。
こころはいまだ中学生。
いつまでも君を好きでいる。
by haryhareh
| 2017-03-31 15:48
| あたしのこと
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