(カバー曲)
Skoop On Somebody 「潮騒」
JONTE'sROOM#201の余韻まだ覚めやらず。
まだ呆けてます。
ライブに行くたび、いろいろな顔のJONTEに逢えて、
たくさんの歌を歌ってくれて、
終わったのちでも、何度も思い出して、
それらはキラキラと私の中で進化していく。
タカラモノがまたひとつ、
今回のライブのコンセプトはカバーライブ。
10年頑張ってきて、そろそろやってみたいな、と。
カバー中心のライブ。
それなら自分がいつも聴いているものを、
ファンのみなさんに届けたいと。
そのカバーライブを、
JONTEの部屋で寛いで聴いている感じでライブは行われました。
どんな曲がセレクトされるか。
まっさらな気持ちで、いろいろな曲を聞かせてもらいました。
JONTE世代の曲たち、
少しオトナな世代の歌たち。
韓国の曲、洋楽、いろいろ楽しかった。
今回は自分のイメージをすこし膨らませたい、
変えたいということで、
Skoop On Somebodyさんの曲でした。
1部は、Skoop On Somebodyの「潮騒」。
ふいに耳に、飛び込んできたことばは、
「こんなに好きといわせたくせに
あんなに好きといってたくせに。」
ハッとしますよね。
聞き分けのいいJONTEがダダをこねている。
いつもやわらかいJONTEが、地団太と踏んでいる。
ああ、胸をかきむしるように、
ぐちぐちいうこともあるのね、と。
そこがとにかく新鮮でした。
PVを見て思うのは、
夫ある身の恋はいい。
だが、オンナ、あんたリングぐらい外せよ、と。
見るたびに、
キリキリ刺さるきらりリングがあると燃え上がるのかもだけど、
まあ、普通は外しますわな。
わざわざ外されたら反対にあざといとか思うし。
リング問題に良い答えはないかもー。
文句いいつつも、この歌は大好きで、
これを歌うJONTEは悩ましかった。
むせび泣くような、あえいでいるような、
歓喜の底に沈んでいくような。
天国と地獄を同時に見ているような。
息を凝らしながら愛する人を見つめ、
息を吐きながら、切なさにむせぶ。
イメージが広がりすぎて、ヤバい。
そんくらいJONTEの世界に引きずり込まれて、いや~ん。
何度も声をからし叫んで、君の名前を呼んでいるのに、
やさしい吐息だけで答えるその背中がきれいすぎて。
こんなに好きといわせたくせに
あんなに好きといってたくせに。
↑ ここ、やばい。
オトナっていいですね、
いろいろなことわかるし、想像もできる。
2部ののっけの「Nice‘n Slow」もすごかった。
まさに一時運命の出会いのように愛し合う。
まっ、どうしましょ、という感じ。
出逢いは必然だから、
こうして愛し合い、
なんともいえない愛の世界に堕ちていくこともあると思う。
ただJONTEがあまりにさわやかな顔で会場をあるいて、歌うから、
そちらについ見とれてしまい、
この狂おしい世界観にずっぽりひたれなかった。
そこだけ残念。
もう少し身体があったまってからでもいいかもしれない。
こんな歌をどんどん作って歌ってほしい。
君の作品は根も葉もある嘘なんだから、恥かしがらないで、
バンバン作って、思わせぶりに歌って、
いや~んといっぱい言わせてくださーーい。