寒くって寒くって。
でも、桜の時期はうろうろでかける。
くさくさしてるから、桜めぐりである。
昨日はおばあちゃんと病院に行き、
お昼を食べながら、
いつもあなた、ズケズケ言うわね、
といわれてしまった。
はっ、である。
それはあんたやろ。
とんちんかんなことばかり、
ネガティブなことばかり、
自分のことばかり。
それぞれの真実があるのだ。
お母さん、あたし、実家の母には、
お母さんの100倍きついですよ、
と言っておいた。
娘と母親は丁々発止。
姑は母ではないのを痛感する。
やあね、もー。
それで今日はならまちの元興寺にやってきた。
桜を見て、ぶらぶら歩いて、
うまいもんランチして帰ってくるか。
朝、そう思い立ち、
リビングと風呂をさっと掃除。
台所のマットもでかいの、二枚洗い、
枕カバーを毎日変える。
毎日カバーを変えると、加齢臭がしなくなる。
騙されたと思って、やってみてね。
何より気持ちいい。
ネガティブな言葉や嫉妬や呪いをぶつけられたり、
なんだかなあの気分が去らないとき。
あたしの場合は、掃除をする、
仕事をする。
そして、出かける。
その三点でだいたい解消される。
あたしはうちで、受験産業の下請けをしているから、それで気分を変えられる。
さっと空気を変えるのがいちばんである。
見とれてしまう。
しいんとした花たちが水の中で咲いている。
美しいものが好きだ。
ひそやかなものが好きだ。
本当のことは目に見えない。
だから美しいものの方へ、
身体もこころもことばも寄せていきたい。
こんな桜も咲いていた。
元興寺は春も夏も秋も季節を楽しめる。
華やかというのではないけど、
石仏が揺れる桔梗の中で笑っていたりする。
元興寺だけではないが、
奈良のお寺はどこか隙があるのがいい。
古くて洗練されてないということもあるけど、
しゃかりきにブラッシュアップする必要がないからだろう。
高畑に居を構えた志賀直哉は、
奈良は男の子を育てる場所ではないと、
東京に去る。
歴史という上では、
何をしても越えられないからこそ、
眠れる獅子のように、
大人しくなってしまうからだろう。
お昼は元興寺からすぐのカナカナに行く。
メインは鱈の唐揚げのトマト煮。
鱈って、皮のとこがなんか独特のにおいがするから、苦手なのだけど、
もちろんくさくないし、
あまくて、ふわっふわの身の唐揚げ。
うまい!
たっぷりある。
頬張りまくり。
ひとり、うまい!
ひとりなので、あまり待たないで、
大きなテーブルの端っこに座らせてもらった。
元気な赤ちゃんとお母さんとおばあちゃんとご相席。
赤ちゃんが手のひらをひらひらさせて、
あたしを構ってくれる。
ひらひら返す。
ひっくり返って、喜んでくれる。
可愛い。
ワシもそろそろ赤ちゃん、ほしいぞ。
産むんじゃない方ね。
楽しい時間。
ライブRebootについての記事。
こちら⬇︎も素晴らしいです。
あたしもたまにクリックして読んでます。
川畑さんのこともいっぱい書いてあります。
JONTEさんをぐいっと東京に引き寄せて、JONTEさんの居場所を作ってくれたのが、あたしは川畑さんのような気がするんです。
兄さん、ありがとうです。
そんな想いがいっぱい溢れた記事になってます。
良ければ久しぶりに読んでくだされ。